夢二デザイン
久しぶりに本の紹介を。
ちょっと資料がほしくて図書館をうろうろして適当に借りた
『夢二デザイン』。
ずっと夢二って美人画のイメージでしたが、
本の装丁や広告なんかも手がけてたんですね。
この本には、絵画ではなく、夢二のデザインの仕事が
紹介されています。
本の装丁、雑誌の装画、広告、楽譜のデザイン、
本の見返し、木版画、レタリングなどなど・・・
楽譜なんてすごくかわいいですよ。レトロで、モダン。
乙女な気分を思い出します。胸キュンです。
千疋屋のポスターは、写実的というわけではないのに
果物のみずみずしさが感じられます。
夢二は画家だけでなく、デザイナーとしても天才的なものが
あったんだなーと、しみじみ見入りました。
そろそろ秋ですし、こういうのをうっとり眺めるのも、また一興。
by t-ebizou
| 2008-09-17 22:46
| 読み物