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蜜のあわれ

先日『蜜のあわれ』という映画を観てきました。
室生犀星の幻想小説、まさかの映像化!
10代の頃にこの小説を読んで、「なんちゅう話やねん」と思って
ましたが、あれを映像化となると興味津々。
久しぶりに読み返したら、室生犀星って文章美しいですね。
川端康成も室生犀星の表現力には一目置いていたようです。

金魚の赤子を二階堂ふみ、老作家を大杉漣というまたとない配役。
他のキャストも豪華なメンバーばかりでした。
予告動画を観ていると二階堂ふみの映画という印象が強いし、
かわいくコケティッシュな金魚ぶりは二階堂ふみならではの
ものだったけど、それを包み込む大杉漣あってのものだったと思います。
老作家の役、大杉漣で本当によかった・・・

映画だけのエピソードも盛り込まれていましたが、違和感は感じられませんでした。
金魚のエピソードだけだと映像がきれいな映画としか思われなかった
可能性もありますが、後半に老作家に焦点を当てたことでリアリティが
出ていたと思いました。近づく死期、病、老い、性。命のはかなさ。
老作家の思いを大杉漣が見事に体現していました。

映像も美しかったし、二階堂ふみの真っ赤な金魚を模した衣装も
ステキで、真木よう子の白い着物姿とのコントラストが印象的でした。
二階堂ふみは大胆な体当たり演技を見せてくれて、彼女の魅力を
堪能できる作品です。高良健吾の芥川もぴったりだったな・・・
小説のイメージを壊さない、素敵な映画だったと思います。
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by t-ebizou | 2016-04-13 21:21 | 映画