姫路市書写の里・美術工芸館
今日は姫路市書写の里・美術工芸館へ行ってきました。
うちからは遠いので行ったことなかったのですが、たまたまこの美術館の
近くで用事があったのでついに行く機会を得ました。
書写山のふもとにあるのですが、結構凝った作りです。
竹藪が雰囲気ありますね。
歩道に沿って焼き物が展示されています。
純和風の佇まいが素敵。
なんと館内のほとんどが撮影できます(フラッシュは禁止)
天井が高くて開放感があります。贅沢な空間ですよね。
この日は姫路出身のグラヴィール作家、青野武市さんの作品展でした。
グラヴィールのというのはガラスの表面に円盤状のグラインダーをあてて
装飾を施すガラス工芸のことで、青野武市さんはガラス工芸の世界では
かなり著名な方のようです。
企画展なのに撮影可能でした。ありがたいことです。
作品は植物を彫ったものがメインで、みずみずしい作風のものが多かったです。
木蓮や鉄線など日本的な植物がよく使われていました。
木蓮好きの私にはうれしいチョイス。
これは鉄線の鉢。紫が粋だわ・・・
色が逆のタイプも。
こちらは牡丹。華やかですね。
木蓮の赤いお重。蓋と側面の柄がちゃんと続いています。
かなり気に入った木蓮の水差し。深い紫がいいですね。
次の2点は影まで美しいです。
つゆ草のは写真ではわかりづらいですが、つゆ草の形の影が綺麗にでていました。
こちらもかなり気に入った一品。赤と青みがかった緑のコントラストが美しいです。
どの作品も美しくて眼福でした。私、青野さんのセンスかなり好きだな・・・
姫路にこんな美しいものを作れる人がいたなんて、誇らしいことです。
最近あんまり元気でなくてぐったりしてましたが、きれいなものを見て
エネルギーをチャージできたような気がします。
なんだかすっきりした気分になって美術館をあとにしました。
by t-ebizou
| 2016-10-02 18:01
| 観劇・鑑賞